樋口一葉原作の「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」からなるオムニバス映画。面白くは観れた。ただし、特に最初の2編は短くて、明確な結末があるわけでもないので、いくつかの場面といった感じ。
3人の主演…
この映画が同年製作された溝口健二の『雨月物語』や小津安二郎の『東京物語』を差し置いて1953年のキネマ旬報でベストワンに選ばれたのは今となっては腑に落ちないが、キネ旬の選考方法が芸術性より勢いのある…
>>続きを読む〖1950年代映画:小説実写映画化:新世紀プロ・文学座:独立プロ名画特選〗
1953年製作で、樋口一葉の短編小説を実写映画化の3話オムニバスらしい⁉️
時代と言えば…なのか、かなり暗い内容の作品でし…
樋口一葉の作品は読んだことなかったが、こうして映像で見ると24歳で亡くなったとは思えない程、世の中の男と女を知り尽くしているんじゃないかと驚かされた。
今とは大きく価値観の違う明治の女性達の
生き…
樋口一葉の3作を映画化したオムニバス作品。①嫁ぎ先の家で虐められる若い妻②奉公先でお金を盗んでしまった使用人③花街の女の過去の恋...全部よかった。どの作品も虐げられる女性が主人公なのだが、使用人の…
>>続きを読む樋口一葉の短編小説からみっつの話をオムニバスで。
20分、40分、60分くらいの配分。台詞がよく、撮影もきれいで、それぞれ魅力にあふれているんだけど、個人的にニ話目の放蕩息子が最高だった。
「さくざ…
このレビューはネタバレを含みます
どれも素晴しい、小説からの映画化は奥が深い、俳優陣が素晴らしいこともあってだろう。
年のせいか最近の漫画からの映画化はついていけない。
現実とはこういうものだ😭
どの女性にもそれぞれの苦しさ切なさが…
このレビューはネタバレを含みます
凄!!!1953年に撮られたのか…。
明治時代の長屋暮らしの生活がすぐ近くに感じた。着物のやつれ方とか会話シーンの生っぽさが良い。「茶碗蒸しに指ィ入れるやつがあるかい」のやりとりとか、食器をかめで洗…
男尊女卑のエグい明治時代に生き
24歳で短い生涯を終えた女流作家、
5000円札でも有名な樋口一葉の
3作品をギュッとひとつにまとめた
オムニバス映画。
樋口一葉は私の大好きな
作家の1人で、
彼…
独立プロ名画保存会