大島渚作品、4作目
当たり屋一家逃避行の旅映画で、モデルとなった実際の事件があるらしい。固有名詞のないことや、少年のはなす「宇宙人」、母と父の関係、など、当時の社会の比喩で構成されている。事前に内…
3回泣いた。すべて少年絡みのシーン。これまで何千人と同感してきただろうけど、あいつは俺だ。その少年の目つきが坂本龍一や松田龍平のそれだと気づく。
終幕近くで「お兄ちゃん」とはじめて呼ぶくだり、『浮雲…
このレビューはネタバレを含みます
最後の最後まで子役から一切の感情を奪ったところが本当に良かったです。10歳の子供が、受け止め切れるはずもない状況を、どんな怪獣にも負けない「宇宙人」に託していたというオチは、あまりにも重々しかったで…
>>続きを読む当たり屋の家族が逃亡しながら各地を転々とし、日本を縦断した実話。大島渚監督の名作と言われていますが、少年の目線で淡々と語られており、スコアはどうにも付けられませんでした。心が動かないのではなく、「涙…
>>続きを読む大島渚プロダクション