戦地の日常に溶け込んだ防空壕と、平静と確信の顔つきでそこへ潜り込んでいくベトナムの人たち
息もつかずに喋りまくるゴダール
文化的な監獄と経済的な監獄
街頭でぶつかるデモ隊
遠く離れた場所で、信…
泥沼化の形相を呈してきたベトナム戦争真っ只中の時期に戦争最前線から遠く離れた欧州映画作家たちが自身の視点で戦争の皮相をオムニバス形式で紡ぐ。空母から爆撃機に搭載される夥しい物量の爆弾、現地住民の泰然…
>>続きを読むベトナム戦争に反対するフランス映画人による反戦ドキュメンタリー。
戦争の映像よりも、反戦活動の様子がメイン。
テレビ画面をズームで捉えたり、ときおりアーティスティックなカットになるのは、普通に見にく…
このレビューはネタバレを含みます
2020/10/13 DVD
(解説とメモ)
本作が製作された1967年は、ベトナム戦争が泥沼化しはじめ、反戦運動が激化していた。
ドキュメンタリー映画作家クリス・マルケルが、自宅に集まる仲間たち…
アメリカを批判的にみたフランス映画監督らのベトナム戦争に関するドキュメンタリー映画。
アメリカ軍の大金かけた毎日の空爆を、お手製の防空壕で耐えしのぶという戦線の様子のみならず、芝居パート、自分語りパ…