菊島隆三は、黒澤作品の脚本家というイメージが強いのですが、成瀬監督とコンビ。アメリカ版のDVDにて鑑賞。英名"When a Woman ascends the stairs"だと何となくかっこいい。…
>>続きを読む夜の女に生きるやるせなさ、せつなさですね。ほんとは夜の仕事などしたくないのだけど母親やバカな兄のためにも収入がないといけないので女は階段を上がる。先立たれた夫の操を守るためお客さんとも深い関係にもな…
>>続きを読む縞の着物に矢がすりの羽織を重ねる。真っ直ぐな矢代圭子(高峰秀子)にピッタリ。
意識していないと、生まれ育った環境での慣れ親しんだ役割をその後の人間関係でも繰り返し続けてしまうような傾向が恐ろしい。…
洒落すぎ。
加東大介が高峰秀子に黒水仙の香水をプレゼントするシーン。
横位置2shotから高峰秀子が「帰らないで」と言った瞬間にクローズアップ。
ラスト、列車に乗る森雅之とその家族へ挨拶するシーンの…
成瀬と川
・移籍を決心することになる経営者との会合の帰りに仲代達矢と橋渡る
・店を持つことを決心する大阪のおじさんの集金の帰りに川沿いの電話ボックスから仲代達矢に電話かける
・連絡船が浮かぶ川に…
このところ高峰秀子を見る機会が多い。
今回も幸せな役ではないが、そこが似合う。バーの雇われママがしっかり頑張ってきたのに、堪えきれずに男たちにいいようにされてしまう。加東大介、意外とやり手。森雅之ず…