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スリーピー・ホロウのTのネタバレレビュー・内容・結末

スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2005年位にamazonにレビュー投稿したと思うのだが見つからない。15年ぶりに見たら、「ラスト・オブ・モヒカンのイケメン将校さんが出てる」とか「アマデウスで皇帝をやっていた人は痩せたらすごくカッコいいのに」「妖しげな継母はウィレム・デフォーの欲望の華に出ていた人か」などといった発見があった。
ストーリーは完全に忘れていた。覚えているのは、時代設定が私の好きな近世(1799年・18世紀)だったのでカツラやドレスが見られたこと、黒髪クリスティーナ・リッチがこの映画ではブロンドで良かったこと位だった。騎士がアメリカ独立戦争中にイギリス側についたヘッセン傭兵だったなんて設定は最近フランス絡みで辿り着いたフレンチ・インディアン戦争やアメリカ独立戦争に多少なりとも関心を持ったからこそピンときた。
映画を見進めていく内、アメリカ独立軍に追われるドイツ騎士とブロンドの女の子との出会いのシーンを見て、「この二人はこの後重要な出番があったはず・・」と少し思い出した。
色んな人が書いているジョニー・デップとクリスティーナ・リッチについては何でいきなり両思いになったのか分からなかった。そんな前振りも無かったし、三角関係になりそうだった若い男性が婚約者だと分かったのは騎士に殺された後だ。もっと三角関係のシーンがあると思っていたが、カットされたのだろうか?
これだけ言った割に高評価なのは、騎士と継母のシーンが全て!
騎士は死ぬ間際に出会った女の子に恋したよね(非情な騎士なのに女の子を殺さなかった)。長い時を経て再会。お互い悪に魂を売った性格で引き寄せられたのだろう。騎士は美しい悪女になったかつての女の子をさらって消えていきました。
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