花つみ日記の作品情報・感想・評価

花つみ日記1939年製作の映画)

製作国:

上映時間:73分

4.1

『花つみ日記』に投稿された感想・評価

8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

4.0

特に起伏のある内容ではなく、派手さもないが、実直で写実的。
青春ならではの感情的な様の演出がリアリティをもって描かれて、モノクロながら鮮やかに感じられる。
ただし出征に関する話題が立ち込め、死の匂い…

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三四郎

三四郎の感想・評価

4.1

久しぶりに良い映画を見た。心を丁寧に丁寧に描いた映画だ。
吉屋信子らしい女学生もの、Sものと言ってもいいだろうか。おそらく原作も純情かつ繊細で傷つきやすい少女の心をうまく描写しているのだろうが、映画…

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女学生のなんでもない日常を描いた1939年の『さわやか三組』みたいな映画だなと思ってのほほんと見ていると主人公の仲良し二人組の片方は学校をやめて家業の芸妓の道へ入りもう片方の兄は日中戦争に出征しと暗…

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特に内容のない映画だが、女の子の世界を描いてる映画。吉屋信子ってそういうのを描いた小説家じゃなかったっけ。

女の子特有のきゃっきゃっした感じや可愛いものメルヘンなものを大切にするところが見れる。

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石田民三という監督、初見。
いや力強くお見事でした。きっちり見せるところは見せる方、ですね
少女小説のせかいに浸れました。
出征のシーン、あれがリアルだったんでしょうか?

後ろ姿のショットが多くて、顔が映っても遠くてよく見えなくてなんか怖いと思ってると、ふと真正面から人物を写したときの禍々しさがすごい、というか全体的に死の気配が漂ってた。ケーブルカーの逆光のショットが…

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A

Aの感想・評価

4.5
石田民三の映画を観ると、いつも胸がざわつくほど切ない気持ちになる。
ファーストカットからすごかったなあ
制作主任市川崑。コントラスト強め。淀川の煌めきが素晴らしい。高峰秀子の顔クロースアップも、ここぞと言う時のために抑制されている。だが、石田民三作品としては『三尺左吾平』には敵わない。
m

mの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

スカーフを風に靡かせる女学生たち、空襲で消失する前の大阪を記録したロケ撮影等、瑞々しさに満ちたショットの数々が魅力的に映る。時折ハッと驚かされるのは、葦原邦子演じる梶山先生がピアノを弾く場面に代表さ…

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shuki

shukiの感想・評価

4.5
バッキバキの照明設計にクラクラする。
カメラの縦移動もめっちゃモダン
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