大正7年、日本初の女優主演映画と言われる作品があった。ある事情により撮影を終えられず、映画史からも名前が消えてしまった。時は流れ昭和初期、私立探偵の元に誘拐された娘を探してほしいと言う依頼が来る。調…
>>続きを読む“幻の傑作”
佐野史郎初主演作にして、約35年と長らく円盤化することなく、またオリジナルフィルムも紛失していた幻の作品。2020年頃に奇跡的にオリジナルのネガフィルムが発見され、リマスタリングが施…
探偵モノでサスペンス的側面を持つストーリーと幻想的でアーティスティックな要素を持つ映像、あまり類を見ない組み合わせだが上手く融合していて、新鮮な魅力を持つ世界を創り出していた。“人生如夢”というわた…
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録画視聴。
誘拐された娘を助けてほしいという依頼を受けた私立探偵が、製作中止となった映画が絡んだこの事件の真相に迫っていくミステリー作品。
モノクロ映像と昭和の浅草の風景のせいで幻想的な雰囲気が…
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林海象の初監督作品。タイトルに惹かれて鑑賞。効果音と、誘拐犯のビデオテープの音声、映画の上映シーンの活弁の声の音はあるものの全編を通してサイレント時代の技法で撮影されている。
探偵である主人公とその…
林海象が自主制作で作ったデビュー作。
探偵モノだけれど、「濱マイクシリーズ」ほどハードボイルド路線ではないが、「弥勒」ほど(いわゆる)アート路線でもない。幻想的でとてもカッコいい作品。
若かりし頃の…
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音楽や世界観、特に手品のシーンが素敵すぎて引き込まれる映画だった!白黒だからこそ意味があって、色を強調する場面でドキッとさせられました。映画をちゃんと映画にした映画なのが素晴らしい!絶妙に小林助手が…
>>続きを読む海象プロダクション