このレビューはネタバレを含みます
夫の遺品整理をしていた未亡人Christineが、20年前の初舞踏会で踊った男性達に会いに行く。
ダンス相手の10人中2人は既に死亡し、1人は住所不明。
舞踏会の日付は1919年6月18日。Geo…
これは深いな。コメディであり、ホラーであり。思い出補正、過去の亡霊、どこまで浸るか、断ち切るか。16歳で人生最大のモテ期かあ。自分の人生だったり、あるいは実在する有名人の紆余曲折だったり、具体的な人…
>>続きを読むよっぽど不幸な結婚生活だったんだろうか…曾ての愛を訪ね歩く姿には悲愴感漂い、メンズ達にしてみれば 甚だ迷惑この上ない。失恋して自殺したと聞いて自尊心が沸いた?結婚式で自己顕示出来た?所詮 お金持ちの…
>>続きを読む名匠デュヴィヴィエ監督の作品。原題はUn Carnet de Bal。原題そのままのタイトル。この時代、オムニバス映画は斬新な手法だったのではないか?1人の美しい女性クリスティーヌが、昔の手帳をもと…
>>続きを読む1930年代フランス詩的リアリズム四大巨匠のひとりデュヴィヴィエ監督による追想ドラマ。1938年キネマ旬報外国映画ベストテン第1位。
イタリア北部の湖に面した大きな館。若くして未亡人になったクリス…
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第二次世界大戦が始まる二年前の映画。暗い世相を寄せ付けない、恐ろしくもある湖の澄み切った絶景から始まるけれど、その湖を黒衣の女が船に乗ってやってくる。夫の墓から戻ったのだ。どんなに世界が美しくとも、…
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