このレビューはネタバレを含みます
心中しようとホテルに泊まる若い二人が、永遠の愛とこの世との別れを誓うシーンはとても美しかった。
それだけに女を撃った男の方が怖じ気づいて逃げ出し、結局死ぬ決心がつかずに警察に自首するというのも格好悪…
主演アナベラとジャン=ピエール・オーモンがルイ・ジューヴェとアルレッティに完全に食われている。主役の影が薄く印象に残らない。
『巴里祭』を観た時もそうだったが、1930年代のフランスのスター・アナベ…
このレビューはネタバレを含みます
『グランド・ホテル』っぽく複数の人間模様が描写されますが様々なキャラクターがいて脇役も存在感を発揮しているのが楽しいです。
若いカップルが無謀なくらい心中に夢を膨らませていて大丈夫か?って思ったら案…
この「Hôtel du Nord」荘には、『天井桟敷の人々』で主役ガランス役を演じることになるArlettyアルレティーが娼婦役で登場する。彼女の、いつも不機嫌なヒモを演じるのがLouis Jou…
>>続きを読む1938年「北ホテル」マルセル・カルネ監督
北ホテルであなたが目にするのは、清潔な白いシーツでもなく、
窓から見える海岸線でもなく、人生の悲哀である。
言葉に寄って花開いた物語は、やはり言葉に…
甘くて苦い。
昔のフランス映画の良さがあって好きです。
ルイ、ジューヴェは凄みのある顔で、名優ですね。
全てセットで撮影されたとか。
オールロケが好きな監督もいるし、さまざまですね。
ゲイのカップル…
マルセル・カルネ監督作。
パリを舞台に、一軒のホテルに集う人々の哀歓を描いたドラマ。
ウジェーヌ・ダビによる1929年発表の同名小説を名匠:マルセル・カルネが映像化した長編第4作目で、本作はカル…
マルセル・カルネの観る
今もカフェだけは残ってるらし
い運河沿い北ホテルですれ違う
男と女の話
運命の皮肉で交錯する希望と絶望
なかなか良かったです
将来に絶望し心中図るが死にきれ
ない若いカッ…