併映の『赤ずきん』と同じで滑らかに移動する風景が美しい。全編通して移動するばかりだったのでずっと美しい。前半はウトウトしていたけど何度か目を覚ますと大抵は風景が左から右へと流れていて、父の運転する車…
>>続きを読む2023/06/17
@アテネ・フランセ文化センター
映画一揆の上映で『百年の絶唱』と共に再鑑賞。前回PFFの上映で国立映画アーカイブで見たときは恥ずかしながらコンディションが悪くほぼ寝てしまった…
✔『路地へ 中上健次が残したフィルム』(4.1p)『赤ずきん』(3.6p)『コルシーニ、ブロンベルグとマシエルを歌う』(4.0p)『Zorn Ⅲ(2018ー2022)』(3.8p)▶️▶️
今は…
2022.09.25 国立映画アーカイブで再見
前よりは面白く見れたと思う。中上健次は「十九歳の地図」と『千年の愉楽』の1話目の半分くらいしか読んでない…面白いのあったら読みたい。
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素晴らしい。トンネルを出て光に塗れたところで車の横を映すところも、自販機前で声をかけられるロングのところも、山々のように海が波打つラストショットも素晴らしい。音響も素晴らしい。田村正毅も青山真治もす…
>>続きを読む映像詩。中上健次はまだ熊野集くらいしか読めていなかったはずなので、もっと読んで和歌山を訪れようと思った。
最後の波のカットを見て、(退色してるのはあるだろうけど)色合いといい静けさといい、晩年の坂本…
冒頭から基本的に車内の視点にあったカメラが、走る車を真正面から捉えたと思うと後ろから列車がやって来てそのまま並走までしてしまうというところからも伺えるほど徹頭徹尾贅沢な映画だった。井土紀州の後頭部越…
>>続きを読む中上健次は三、四冊しか読んでいなくて熱心な読者というわけでもないのに、過去には旅行のついでに中上健次の墓を訪ね、とうとうこの映像まで観てしまった、朗読ってほんとにいい、これがあの息苦しい文体を生んだ…
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