路地へ 中上健次の残したフィルムに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『路地へ 中上健次の残したフィルム』に投稿された感想・評価

味

味の感想・評価

3.8
ぴあフィルムフェスティバル 2022

青山真治監督作品セレクション
Shinji Aoyama(1964-2022)
12/6 2回目
岬のテキストが流れたとき中上健次に夢中になっていた高校生の頃の記憶が蘇った。

PFF

かなり好みだった
昔の日本の風景をフィルムでカラーでまともに見るのは多分初めてだった
最後の方では音楽も相まって叙情詩に振り切っているように見えたかなり良かった
せつない。。
フィルムで海…

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Baad

Baadの感想・評価

3.5

これ、なぜか映画館で見ています。

基本的に中上健次ファンのための映画ですね。原作あったように記憶しておりますが、それだけでなくかなり彼の作品を読み込んでなければピンとこないような映画だったように記…

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wisteria

wisteriaの感想・評価

4.1

小説家中上健次の命日である8月12日前後に、彼の生地であり小説の聖地でもある和歌山県の新宮を舞台に「熊野大学」という文化企画が毎年行われていて、私も何度か足を運んだことがある。当時住んでいた広島とか…

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このレビューはネタバレを含みます

中上健次のフィルムが凄く良い。土地の触覚的な部分、良い意味での「土臭さ」、土地の感覚っていうのが生々と注ぎ込まれてる。田村正毅の映像も同様の感覚を覚える。ただそこに役者が入るとどうにも馴染めず、演じ…

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 1992年8月12日、中上健次が亡くなった。DVD付属のブックレットによれば、そのニュースを知った青山真治は仕事を早く切り上げて、バスで新聞を読みながら泣いたという。中上がいなければ映画を撮ること…

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オリヴェイラ『世界の始まりへの旅』やストローブ=ユイレ『歴史の授業』のような運転風景を延々と撮っているだけだが、不思議と飽きずに見れてしまうのはこの「路地」のもつ力なのか

森の中で中上健次のテクス…

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うーん。ひたすら移動しているが、中上が暮らしたであろう路地を回りながら小説を朗読していくだけの映像。これが芸術的価値があるとは思えなんだ。中上の路上がもはや存在しないことは伝わったが、それによる哀愁…

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naoshi

naoshiの感想・評価

3.8

長い長い異世界へ通ずるような忘れがたい音が鳴り響いているトンネル。実際、道はつながっているが異世界。だが忘れがたい。中上健次の墓参りをした記憶が呼び覚まされた。坂本龍一の音楽がなんとも甘美に響きすぎ…

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