真夜中から夜明けにかけてのアンニュイなパリの街並み、ガソリンスタンドの侘びしげな青白い照明が最高。卵焼いたり、菓子を食ったり、酒を飲み交わしたり。孤独な小太りのオッサンとアラブ人青年の間で、ダラダラ…
>>続きを読む【リュック・ベッソン セレクション】と銘打って1999年にVHSがレンタルされていたみたい。入手していざ観てみると、人や物のディテールへの抜かりの無さを評価しているインタビュー映像まで付いていて、こ…
>>続きを読むジャケとタイトルだけで買った様なものだがなかなか面白かったし確かに『レオン』の元ネタ感あった(枕高い)。息子を麻薬で亡くした元刑事の世捨て人おっさんがさも息子同然に接していた(と言っても急に親密にな…
>>続きを読む移民である気弱な麻薬密売人。半ば世捨人のコリーシュとの交流で擬似的な親子のようになっていく。銃撃の演出が素晴らしくカットが変わった瞬間につく決着。白熱灯の青い照明の侘しさと雨の日の暗殺の哀しさ。パン…
>>続きを読む"手羽先とモモ肉と"を観てコリューシュさんのファンになり、前から気になっていたこちらを早速購入した🥺💕41歳の若さで亡くなってしまったコリューシュさん、残念すぎる
雨のパリ、朝方のパリ、夜のガソリン…
外灯、信号のシグナル、車のヘッドライト。
マイケル・マンの映画のような雨に濡れた石畳の幕開けが、途絶えていた系譜に微かな灯りを点す。
'83年, 仏製ノワール.
移民が関わる時代の必然か、バスティ…
麻薬の運び屋が死んでからめっちゃ面白くなる。それまでは好みの画がなくて退屈。
コリューシュが部屋に殴り込んだあと、ずっとカメラが背中を追うとこがかっこよすぎ。
ラストで横切る黒猫、羽ばたく鳥の群れ…
再見。
大好きな映画のひとつ。
ミニマルでそっけなくて、それでも引き込まれてしまう80年代フィルムノワール。
映画でしか表しようのない雰囲気をまとっているその大きな要因は、撮影の力が多分にあると改め…