誤宗黒鳥

追悼のざわめきの誤宗黒鳥のレビュー・感想・評価

追悼のざわめき(1988年製作の映画)
3.5
100作目は近頃観たわけではないが、妙に覚えてるこの作品にでも。
当時この作品の復刻DVDが出るという時期に本作の映像をWEGの「エウレシスの出血」という曲に合わせた映像を観て関心を抱き、その後どこかで鑑賞した。
女性型マネキンに異様に執着する殺人犯がマネキンと共に住み着く廃墟ビルを中心に、殺人犯に恋する小人症の女性、女性の下半身のような形をした切り株?を引きずるホームレス、やけに美しい少年少女の兄妹らの物語が展開していき、最後は全てが崩壊を迎える…みたいな話だったか。殺人犯が愛情を注ぎ続けてきたマネキンが命を宿し、それを小人女性が引きちぎり、破壊したり兄妹は妹を殺した後に掘り返して食うわ露悪的な内容ばかりだったが、確かに妙なアートを感じる一作でもあった。
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