パリ、テキサスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 384ページ目

『ベルリン 天使の詩』を観てからヴィム・ヴェンダースにはちょっと苦手意識があったのですが

これは、良かったです。
ロードムービーは音楽が重要。
この映画は音楽と映像が見事にマッチしてました。
ロー…

綺麗なナスターシャキンスキーを観ようと思ったらなっかなか出てこない(笑)
でもこれは、良い！
やっぱり良いもんは長くても良いのです。しかもめちゃめちゃ場面がかわるわけでもないこの作品だったけど、ずっ…

誰しもテキサスの中でパリを探しているのかもしれない。しかし、しょせん荒野の中の幻想なのか。それは先進国民が抱く、拠り所の欠如と愛への妄信にも似ている。愛が全てを解決してくれるなんてそんな簡単な話では…

これは傑作キタアアアってパルムドール作品か、傑作当然か。
映画全体の乾いた感じ、色味とても好みだった。個室での告白のやりとりと、その後、車を走らせるトラヴィスの横顔に号泣してしまった。でもそれはサヨ…

この映画の何がいいかと言えば、それは思い描くあらゆるイメージが自分自身の中で『パリ、テキサス』を無条件に受け入れたからだろう。

理屈ではない、感性の問題。

音楽が流れるタイミング、セリフの入り方…

マジックミラーブースでの会話のシーンはどことなくゴダール的。

ライ・クーダーのポヨーン、ピョ〜ン。

「グダッド・カフェ」のように砂っぽいテキサスの風景。トランシーバーが欲しくなった。

後半に向…