T太郎

ゴーストバスターズのT太郎のレビュー・感想・評価

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)
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888
久しぶりに鑑賞した。
何度も観ている。
なぜ、今回これをチョイスしたのか。

つい最近「~アフターライフ」を観て無性に初代が懐かしくなったのだ。

若きビル・マーレー、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、シガニー・ウィーバー・・・
リック・モラニスも。
実にいい感じだ。
懐かしくて涙がちょちょぎれそうだ。

「~アフターライフ」はコメディ少なめで、なんなら泣ける演出さえあった。

しかし、こちらはがっつりコメディである。
「~アフターライフ」のような展開を期待する向きもあるだろう。
ゴースト映画なので、ちょっと構える人もいるかもしれない。

そこは頭を空っぽにして、コメディ映画として観る事をおすすめする。
大いに笑っていただきたい。

さて、ストーリーだが・・・

今さら説明する必要があるだろうか。
これだけの名作だ。
説明しても仕方ないような気がするし、映画好きであれば皆知っているだろう。

というわけで今回は割愛させていただく。
私は割愛すべき箇所は果断に割愛する男なのである。
(この手法は実に前途有為だ。ストーリー紹介ほど面倒くさいものはないのだ(コラコラ))

1984年の作品だ。
CGなど全くない時代の作品である。
そこをあげつらって辛めに批評をする人がもしいるとすれば、それは野暮の骨頂と言えるだろう。

この作品がなぜ多くの人に愛され続けているのか。

それはSFX技術などではなく、お笑いの部分や登場人物のキャラクターによるところが大きいからである。

当時の人気コメディアンたちが主演を務めていて、アドリブ満載だ。

脚本はダン・エイクロイドとハロルド・ライミスが担当していて、その脚本すらもアドリブで変更されたりしたらしい。
彼らは笑いに貪欲なのだ。

そんな彼らの笑いに対する熱意が作品に反映されたのであろう。
見事に大ヒットしたという訳である。

私は彼らが羨ましい。
真面目だけが取り柄の私は、ユーモアの欠片さえ持ち合わせていないのだ。

私も人を笑わせてみたい。
そして、人のジョークに大声で笑ってみたい。

私はゲラになりたい。
(貝みたいに言うな)←定型文

そんな事を徒然に思う今日この頃なのであった。
T太郎

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