前半~中盤はすごく冗長で退屈なんだけど、その退屈さに意味があるというか、台湾や香港の風景からただようノスタルジーもあいまって魅力がある映像になってる。
終盤で結局顔面白塗りの寺山修司アングラ演劇風に…
押井守はゴダールを大層評価し、編集で映像に文脈を与えることで映像は映画になると読んだ。それはどんな映像であっても。
描写は言葉少なに語られる白い服の男の隠喩、そして主役のいかにも苦しげな表情を繋ぎ…
「パトレイバー」「攻殻機動隊」などの押井守監督による実写映画。ケルベロスサーガの一作品。キャストは千葉繁、藤木義勝、松山鷹志などなど
ケルベロスの反乱から3年、都々目の国外逃亡を行い台湾に滞在して…
「ケルベロス騒乱」革命の失敗から日本を脱出し台湾に潜伏する都々目紅一を追ってやって来た嘗てのケルベロス隊員。
しかし都々目紅一はすっかり「牙」を失い只の穀潰しになっていた。
と言うストーリーは最早ど…
ケルベロスシリーズ第二弾。
赤い眼鏡よりは面白いかな!
前作とはうって変わって、台湾舞台にしたロードムービーで、やたらとエビが食いたくなります。
OPの寂しげなギターのしらべは落ち込んだ日の帰り道…
映画としては破綻しているから映画がピュアに好きな人ほどこの映画を嫌うと思う。映画として最小限必要な構成要件すら満たしているのか怪しいレベルなあたり、この頃の押井監督は映画を撮りたいのではなく、「世界…
>>続きを読む