このレビューはネタバレを含みます
全体的に虚無感の漂う作品で、アヴァンギャルドなテイストを感じさせるカメラワークが印象に残った。
村木は敵対していた組の兄貴分を殺して刑務所に入れられていたが、出所してみれば対立していた組とは手打ちに…
華道や茶道など、日本的な文化、日本的な気質にはエレガンスとブルータリティという一見矛盾する二面性が同居しており、それは美意識への神経質さとその抑圧に反動せんとする瞬間的衝動に起因する──つまり自閉症…
>>続きを読むスコセッシが惚れ込み、コッポラがオマージュした作品
モノクロ映像のコントラストが鮮烈で、夢のシーンは素晴らしい
池部良は渋いし、ファムファタールの加賀まりこも良い
日本のノワールものはあまり見てこ…
原作者の石原慎太郎、そして監督の篠田正浩は、作品のどこ(なに)に乾いた感を求めたのでしょうか?
務所帰りの男、賭場で出会った若い女、二人から感じるのは殺伐とした組織社会や、賭けることでしか満たされ…
この時代の加賀まりこが可愛くて好きなのと、作品の評判が良かったので観賞。
加賀まりこはカッコ可愛いくて満足。
ストーリーは期待しすぎたかなぁ。私には石原慎太郎の原作が合わないのかもしれない。
2…
2024/46
この時代の加賀まりこ様無敵すぎませんか…??
同じ年に「月曜日のユカ」でおバカで小悪魔な女の子演じたと思ったら今作では、凛とした好奇心のある賢い女の顔で男性に交じって賭博。
…
このレビューはネタバレを含みます
60年代の粗く荒んだ町並みがモノクロの映像と相まってギラギラとクールに黒光りしている。映画のどこを切り取ってもハイライトのようで、繋ぎのカットさえも役者の色気が凄すぎて絵になってしまう。村木が暮らす…
>>続きを読む最高の映画!何度も見返してる。加賀まりこさんほんとうにかわいい。冒頭の花札のシーンからキマってる。ちょっと退廃的というのか、自棄的なこの作品全体の雰囲気がいい。なんとなく、「聖少女」あたりに通じるも…
>>続きを読む・華麗に鉄砲玉を返討ち
・生きる事が退屈な女
・時計屋というスパイス
・どっちもどっちもどちらもどっちも
・入ります
・突然始まる高速道路のカーセッション
・文学的な間、カット間
・鋭すぎる目の怪し…
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