飼育に投稿された感想・評価 - 25ページ目

『飼育』に投稿された感想・評価

nick

nickの感想・評価

-

2019/05/09
Amazonプライム

今や貴重な「黒ンボ、クロンボ、くろンボ、黒ん坊、クロん坊、くろン坊..... 黒い畜生」といったセリフを一生分くらい聞ける。 重ったい。

ハリセンボ…

>>続きを読む

三國連太郎演じる庄屋の壮大なるダメ人間ぶりがもの凄い。庄屋だけでなく役人も村人も、男どもはみな徹底的に底意地が悪く意地汚く責任のなすり合いをしながら馴れ合っている。似たような谷あいの村で生まれた俺は…

>>続きを読む
り

りの感想・評価

3.7
日本的。
異質な他者が避雷針。排除。
共同体的。丸く収まる。
“飼育”周りの描写より、東京空襲を「いい気味だ」とあざ笑う田舎少年達の残酷さの方が目立つ。
あと三國連太郎の髪型に笑う。
LION

LIONの感想・評価

4.5
日本のムラ的閉鎖空間がよく表されていた。俳優たちの狂気が真に迫っていて恐ろしい。
みんな無かったことにして仕舞えば良い、という祭り好きのニッポン。
大江健三郎の名著の映画版。期待通りなんやら凄そう。古い閉鎖的な村に黒人が突然やってきて飼育し、屠殺し、最後はなかったことにする。赤信号みんなで渡れば怖くないのあの感じほんと好き。
swoz

swozの感想・評価

3.8

パノラマ撮影による空間の強調、ディープ・フォーカスによる空間の均質化は、村の閉鎖性および匿名性を表すのに効果的な機能を果たしていたと感じた。

私がこの映画で見たものは、人間の「喜劇性」という点であ…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

この地獄、落とし前を付けるのは誰だ。
原作は大江健三郎による同名小説。太平洋戦争末期、日本のとある村落で不時着したパイロットである米軍の黒人が捕らえられる。対米の戦時という状況下で突如日常に現れた黒…

>>続きを読む
森下

森下の感想・評価

3.4
「丸く収まった!丸く収まった!」
村社会がクソすぎる映画。閉鎖的な共同体では暮らしたくない。

ちょっと凡ですね。いびつな日本社会を描こうとしていて成功はしてますが、『儀式』のような怖さや存在感はゼロです。三國連太郎演じる長は優柔不断で怖くともなんともないです。それがリアルかもしれませんが、惹…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事