暗く淀んだ海と、波打ち際に置き去りにされたピアノ。
構図の美しさに心を奪われる。
言葉の代わりであり、魂の一部であるピアノと共に生きるエイダ。
理解のない冷たい夫よりも、粗野だが、気持ちが通じ…
シーンひとつひとつが物凄く印象的であり、官能的でかつ本能的。
色んなものがあらゆる象徴に感じる。
ピアノが声であり、声は謂わば自身そのもの。
その自身を捧げる。
性的に限らず生への本能が、聴こえ…
このレビューはネタバレを含みます
ピアノレッスン(全くピアノレッスンしない)そういえば恋愛映画だった。
夫がNTR現場を覗き見してしまうシーン、家の前から覗いていたのがいつの間にか床下に潜り込んで最後まで凝視していたのがちょっと面白…
言葉を発しないエイダ。心情の変化を言葉ではなく顔つきで変化を表せているところは凄いことだ思う。ただし、最後までエイダの気持ちに添うことができなかった。ベインズの何に惹かれたのかについて私自身を納得さ…
>>続きを読む情熱的で周り見えていない恋愛の映画、個人的には これならいける! ってのと これはちょっと Not for meってのがあるのですが
この作品は後者の方でした。
私は、 出会い〜結ばれるまで が…