女性の赤軍将校が懐妊して、出産のために武力で脅して押しかけたユダヤ人の家庭で子を産み、家庭との繋がりの中で母性を体験し母となる……とだけ言うと、図式的な話だが、繊細で霊感的な素晴らしい映像だった。風…
>>続きを読むロシア内戦(ロシア革命後の混乱 1917年11月7日-1923年6月16日)のウクライナが舞台。妊娠した赤軍政治将校を主人公にしたソ連製反戦映画。
ユダヤ人の扱いがソ連にいるユダヤ人たちの逆鱗に触れ…
当局にフィルム没収処分を受けたロシア(ソ連)映画。
テーマが母性と人間性であるところがこの映画の価値でしょう。
出産を表現した描写は斬新で芸術的であり、子供を使った戦争描写も秀逸。
ペレストロ…
子どもたちがおふざけで、大人の見様見真似で「こいつを捕らえろ!」とか言って1人の女の子を追いかけて捕らえて服を破って縄で縛り上げて、女の子はずっと「ママ、ママ!たすけて!」って叫んでいるシーンがすご…
>>続きを読むウクライナ内戦時の話らしく、最初はおそらく主人公が所属する共産主義の革命軍が支配してるけど、主人公の出産あたりから他の集団が支配的になる 支配する側としてのエネルギーのある前半と、出産以降の支配され…
>>続きを読むこれもまた美しい映画でした
馬の嘶き 裏切者を納屋にぶち込むシーンとか
カメラワークに結構激しさがある
撮影:ワレリー・ギンズブルグ
砂丘で兵士が鎌を振るシーンは戦争によって
何も得るものがない…
のちに生まれる子供への、その親であるクラウディアが歌う子守唄が流れる中(この段階では子守唄とは分からない)画面に出現する騎馬兵たちのモブシーンからして素晴らしい。本作は全てのショットにかような力が漲…
>>続きを読むソ連体制下で検閲にかかり上映不可になるが、検閲官が密かにフィルムをかくしもちペレストロイカで始めて上映されたとゆう伝説的な映画。
アンドレイ・ルブリョフの酔っ払いロランブイコフも出てる!
ラストの暗…
子育ては戦争より大変だ、と言うのはおそらく事実なのだろう。愛人との子をお腹に宿した誇り高き革命闘士、ユダヤ人一家のあばら家を隠れ蓑に出産・子育てを続け、兵士は母になり、本来の生活も取り戻し、母国への…
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