ダンスや決闘の動きの作り方と、演出の反復と差異が巧みすぎる。ベッドで目を開けたら隣に彼は居ない。では1回目と2回目で決定的に違うし、ドアを閉めるという行為を繰り返し見せた先で最終的に閉めたドアは彼の…
>>続きを読む恋愛、友情、仁義、そして腹巻き
ジャック・ベッケル✕シモーヌ・シニョレによる犯罪ドラマは、ノワールな空気の中で流石の見応えがあった。冒頭のダンスシーンや、酒場の裏で行われるナイフ一本をめぐる決闘シ…
これもあんのかU-NEXT。
こりゃ死ぬまで観るもんに困らんな。
愛と仁義のために命を賭す男の話。
『幸福の設計』や『エドワールとキャロリーヌ』に見られたユーモアは控えられ抑制された演出で組み立て…
静かであっさりしたストーリーなのに迫力がある。銃殺シーンの手元を映さない渋さ。
男のギロチン死刑を目の当たりにして愕然とする女のラストシーン。愛する人を最後まで目に焼き付けようとする強い眼差しが印象…
ナイフを奪い合うシーンが観たくなったから観た。
驚いたのは意外と、カメラがカット毎に後進していくことで滑らかに時空間が繋がれているところだった。
POVの多様とかベッケルは師匠のルノワールよりも…
このレビューはネタバレを含みます
男たちの醜い嫉妬の視線交錯と、情婦たちのたくましさ、つつましやかな連帯の対比。女がゲームの景品のように扱われているが、むしろこの虚しいゲームで人間性を奪われているのは男のほうだと思う。冒頭2回のダン…
>>続きを読む映画激ウマおじさんのジャック・ベッケルにしては凡作
脚本も演出も微妙なんだけどイマイチ乗れない一番の原因にファムファタール役のシニョレがゴツすぎるのがあると思う
ドライヤーと女性の趣味が合いそう
主…
有名な『穴』のみしか観れていなかった、ジャック・ベッケルの女性映画がこの度U-NEXTに来たのでウォッチ。
カウリスマキがこの映画を好きなのは合点がいく。町のチンピラ連中たちの小諍い感というか、そ…
ジャック・ベッケル監督作品…2作品目
実際の事件に基づき、男の友情や女の情愛を詰め込んだフレンチ・ノワール
パリ郊外で舟遊びに興じる男女たち…光溢れる川、空と木立の瑞々しく牧歌的な画に朗らかな…
すごいファム・ファタール。
男の人生をこうも狂わせてしまうのだから、褒められたものじゃないが、大したものである。
とはいえダンスシーンは魅力的で、迸る暴力も含め、映像がエネルギッシュ。
クローズアッ…