たいよう

ノッティングヒルの恋人のたいようのネタバレレビュー・内容・結末

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

女優(アナ)と書店主(ウィリアム)の恋愛で、人を好きになることと友達の大切さが分かる映画

偶然自分の店に女優が来て、ハプニングから自宅に招き入れる、それがきっかけで2人は惹かれ合うけど相手は女優。実は付き合ってる彼氏がいたり、世間の目が当たる立場のため2人の関係は雑誌やニュースの話題になり、良い感じだった時間も壊れ始める。
よく映画で、両思いだけどどっちかに恋人がいて2人がキスする状況とかに出くわすシーンがあるけど、それを見てセリフとか残してクールに去っていくのは大したもんだなぁと毎回思う。好きな人が他の人と良い感じになる状況に出くわしたら自分だったらえずいちゃう気がする。

壊れかけた関係だったけど時間が過ぎて尚、お互いを忘れられない2人は、女優じゃなくて1人の女性として再度ウィリアムに告白する。そこでウィリアムは、自分は心が弱いから君といるとまた傷付いちゃうと思う、と言いアナに別れを言う。このセリフは共感出来すぎて辛かった。めちゃくちゃ好きだけど傷つく未来が見えることほど辛いことはない。その事を友達に言うと皆が慰めてくる中1人の同居人だけ、なんてバカな男だ。と呟く、それを聞き自分の中にまだモヤモヤがあったウィリアムは友達の力も借りてアナを追いかける。このシーン感動する。なんとかアナ帰国前の記者会見に間に合ったウィリアムは、他の記者に混ざりアナに質問をする。ここからは是非みんなに観てもらいたい。

最終的にはハッピーエンド恋愛映画だから個人的には最高でした。ローマの休日が好きな人には刺さりそうな気がした。映画の中で40年代の女優リタヘイワースの話が出てくるけど、この方は自分が良く読む本の中だったり、"ショーシャンクの空に"の原作にもタイトルとして載っていたりと、かなり有名だから出演作品を観てみたい。

行動しないと何が起こるか分からないから、
好きな人に想いを伝えられる状況があるなら絶対に伝えた方が良いと切実に感じました。
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