たいよう

プリシラのたいようのネタバレレビュー・内容・結末

プリシラ(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2人とも凄く顔が良いけどもう観ない
他に観た人の感想も聞きたい

最初の方は、エルヴィスが自分よりかなり年下のプリシラの想いに真摯に向き合ってる感じがして落ち着いて観れてたけど、2人の距離が縮まっていくにつれて、仕事のストレスとかからエルヴィスがプリシラを傷付けたり怒鳴りつけることが増え、その度にエルヴィスはすぐ謝るけど凄く気持ち悪かった。DVをする人のイメージそのまんま。凄まじい演技だなと思った。

プリシラもまだ幼いというのもあってエルヴィスに謝られて抱きしめられると、愛されてるって感じるのか許してしまうのを見て、エルヴィスを愛してるっていうよりは洗脳に近いのかなと思った。

結婚生活の中でも、プリシラを完全に自分好みの女性にしたいエルヴィスは、服やドレスを色々試着して『この服が好き』と言うプリシラに対して、『全然似合わない』とか相手の好みを完全否定し、メイクに関しても『〜しろ』と命令してプリシラを従わせていく。

エルヴィスと仲間たちのノリもめちゃくちゃ苦手だった。そこに混ざって変わっていくプリシラも見ていてなんだか辛かった。
個人的に気持ちの良い映画じゃなかったな

暴力を一回でも振られたら即終わりにしないと!ってプリシラに言いたい。自分を大事にしてくれない相手といるのは損だよプリシラ

最後プリシラがエルヴィスに、自分の人生を歩み出すと決めて別れを告げたのは、この映画の中で唯一の救いだった。ここが無かったら自分の中でやばかった。
観たあと、この映画を考え過ぎて顔が険しくなってたらしく偶然会った友達に目付きめっちゃ悪いじゃんって言われた。

実際の2人の結婚生活はどうだったのか。プリシラは幸せだったのか。
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