日夜競争を繰り広げる2人の男は偶然街中で出会い、連れの女と3人で食事に行かないかと声を掛けるが丁重に断られる。当然だ。極東新聞の香取(長門裕之)と日東新聞の仁科(小高雄二)は大学時代の親友ながら、…
>>続きを読むこちらも鈴木清順のプログラムピクチャー。決して正義じゃない長門裕之と、長門裕之の妹に恋する小高雄二の2人の新聞記者が、反発しながら麻薬や人身売買などの密航ラインを暴く物語。ともかくグレーなやり方で進…
>>続きを読む清順マジック開花前だけど、この頃からもうすごい。美しいショット連発で「あれ!今の…」ってすぐ巻き戻して見たくなってしまう。長門裕之の顔がダーティジャーナリズムの権化って感じに見えてきてからはずっと面…
>>続きを読む呆れる程に冷徹な長門裕之の記者魂。ネタを掴んだ途端に通報してはfade outしていく人々…序盤の仁科が遅れて到着した後友人佐伯が自殺を図るまでの河口での一連のショットは余りにも鮮やか。中原早苗の情…
>>続きを読むピカレスクヒーローとしての長門裕之のキャラ造形が圧倒的。
ものすごい速度で語るので(特に序盤の事件の経過は凄すぎ)ひたすらにキャラクターの格が高まっていくのが素晴らしい。
密航船内で中原早苗に迫る顔…
長門妹で、小高雄二恋人の清水まゆみが、長門に裏切られ復讐心に燃える中原早苗一派に拐われるくだりから俄然面白くなり。
初井言栄の娼婦にはびっくりした。
厳格な老女役のイメージが強くて…しかし、脇役な…
序盤の展開が早すぎるうえ複雑なので一度見ただけではほとんど分からない
が、見返すと案外しっかり描かれているのが分かる
この開始15分ほどの密度は映画史の中でもかなり珍しいのではないだろうか
長門裕之…
2つの特ダネをモノにする冒頭部が圧倒的に素晴らしい。中原早苗との顛末は驚き笑う(なんたるキャプション芸!)し、川沿いで河合健二を検挙するシークエンスも目が覚めるようなアクションが続く。小高雄二が河…
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