めっちゃぶっ飛んでるし攻めてる。
けれど理屈は通ってるから面白い。
アメリカ人が大好きそうな考察系宗教ミステリーです。
レオナルドの絵画や新約聖書の内容だけでなく、中世ヨーロッパの騎士団や聖杯伝説もストーリーに関わってくるため、事前知識としてこのあたりの歴史やエピソードをある程度知っておかないと置いていかれます。
日本人には馴染みのない題材なので、興味が持てなければ絶対序盤で寝落ちします。
私も数年前に一度観た時は開始15分で夢の中でした。
しかし題材に興味が持てれば、最初から最後までめっちゃ楽しめます。
要素が多いので、シリーズ三部作の中で一番とっつきにくい作品かもしれない。
二転三転するツイスト展開はもはや名物
ストーリーに退屈することはありません
雰囲気も抜群。
ルーヴル美術館の美しさも存分に味わえる。ラストシーンには特に惚れ惚れします。
終盤に明かされる真実はマジでぶっ飛んでるしカトリックから怒られないのか心配になるレベルの展開でしたが、そこはあくまでフィクションとして楽しむところ。