2016/3/4(金)神保町シアター:嵐山光三郎「漂流怪人・きだみのる」刊行記念トークイベント
冒頭は、語り手・森繁久彌が部落の風景や部落民の紹介をしつつ、シニカルな笑いとともに話は進行する。
あ…
この作品を見終わったあとに冒頭の語りを思い出すと、視聴者を気違いとからかったのは冗談でもないなと思う。
村八分の悪しき習慣を批判している作品。
森繁さんの語りから、一人称のカメラワークで村に入っ…
ある種の掟、慣習のもと、長者に付き従い生活を築くうえで、規律を乱し、その輪から追い出される者が生じ、それらが深い喪失感の末、テロリズムを生み出す。相互理解、相互扶助確立への努力無き関係性においては、…
>>続きを読むヴェーラの壁に貼ってあった解説によるとこれは日本全体の縮図的なこと書いてたけどやっぱ都会と田舎は違うよ。だってあの次男まっとうじゃん。
こういうムラ社会的なメンタリティを排していきましょうって話と思…
渋谷シネマヴェーラにて鑑賞。
渋谷実作品初めてみたのだが、成瀬→渋谷→川島という歴代名監督の流れがみえるような傑作だった…そして「気違い」も「部落」も放送禁止用語なだけに、観る機会は相当少ないと思わ…