ザッツ・フィルムノワール。主演は「深夜の告白」のバーバラスタンウィックとDKYバートランカスター。
いやーこれもなかなかどうして!渋くて良い。
ほぼ主観展開というか、なかなか明るみにならない全容がやたらクール、ラストの畳み掛けもいい。途中丸ごとランカスターの存在を消す構成もニクイ。とにかく撮影がよく、薬剤局長エヴァンスの暗がり電話カット、スタテン島の一連ショット、最後の部屋から外へのトラックショットなど瞠目モノ。
二重回想(回想シーンで回想がおこる)などヘタかつ、冗長なとこもあるんだが、ホント、ノワールど真ん中。こんなんがサクッと見れるアマプラ万歳!と言っておきたい。