轟夕起子の色っぽいこと!あれで当時36歳ですか。同年の「月夜の傘」の教育ママと見比べると幅のある上手い役者さんだったんですね。
当時の銀座がすっかり繁華街で、森永の広告塔、「お多幸」「松崎せん餅」の…
1955年 モノクロ 109分。芸者置屋しずもとで暮らす芸者や見習いの悲喜こもごもの人生。 やはり日陰の女の色が濃く 哀れな印象のドラマだが、前向きなラストで救われた気になる。、、しずもとの女将役の…
>>続きを読む養老院の元芸者から始まるのはかなりのパンチ力。男に弄ばれて最悪、でもみんなでまたがんばろう!って女が励まし合う様は気持ちがいい。男と結ばれてエンドじゃないのも好き。
でも二度も売られるあの子は可哀想…
ゲスト出演のようなリスペクト蝶子、伊福部サウンドでどんよりストーリーなのかとドキドキしたけどメインのメンツ揃ったらそんなことなかった。とにかく憎たらしい長谷部健は、わたしが責任を持ってロケットランチ…
>>続きを読む老いを意識した芸者の終活。人生の厳しさたっぷり味わうタイプの映画かなと襟を正してみてたら意外にもコメディ。芸者衆のガールズトークに横滑りするストーリー、ミステリ好きの警察署長に、上京する娘を見送る牛…
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あらすじを並べたててもちっとも面白くないのに、見終わった頃にはあー面白かったとすっきりした気持ち。吉村公三郎監督はそういうのが上手い。
子のない女の行末、騙す男と騙される女、田舎に帰りたい娘っ子…
吉村コンプ目指してんのか私は。成瀬巳喜男の「流れる」まんまな一本。宝くじ狂いの藤間紫が愛くるしい。銀座感が意外に少なかったのが残念だし後半ホームズ役の警察署長の殿山泰司とワトソン役の部下の刑事阿部徹…
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