成瀬巳喜男と川島雄三のダブル監督という珍しい作品。プロデューサー藤本真澄の提案で実現したというが、世代も異なるホームドラマとコメディの名手のケミストリーにより、なかなかユニークな作品が誕生した。もっ…
>>続きを読むいつまでも過去を引きずる女と過去を断ち切って前を向いて歩き出す女。この二項対比的シナリオは成瀬巳喜男お得意のパターンだが、後者のパートを共同監督の川島雄三に任せたらしい。女の描写については定評がある…
>>続きを読む@ラピュタ阿佐ヶ谷
成瀬と川島がパートごとに分かれて監督を担当するというかなり珍しい形式で撮られた作品。
川島雄三っぽさは薄れて、なんかあんま上手くいってない気もしたけど、山田五十鈴の演技ってやっ…
鮮やかなカラーの映えるプールのシーンから始まる、芸者群像劇もの。
水谷八重子のくだりが女としては悔しい。優秀な大学の男子学生たちが、女性を馬鹿にした振る舞いをする(自覚すらない)、悪ふざけが本当に屈…
成瀬×川島
うーん、やはり闇/病み成瀬はかくあるべし、なお話
最初のうちは川島との分担を気にしていたが、まぁ、ヤングなシーンは川島かな〜ぐらいは考えるけど、彼もダークサイドあるゆえ馴染むに相違な…
このレビューはネタバレを含みます
志村喬が情け無用の特権的パトロンを演じる。築地の料亭を山田五十鈴に任せているのだ。ふたりの関係は詳しく描かれてはいないが、志村喬は屡々山田五十鈴を誘うのだが、その都度はぐらかされるばかりで志村喬にし…
>>続きを読む料亭の雇われ女主人とその娘の関係を中心に、料亭の料理人、出入りする芸者や客の姿を描いた群像劇。母親の姿を筆頭に女たちの哀しさを描く。成瀬巳喜男も川島雄三も好きな監督だから大いに期待して観たけれど、個…
>>続きを読む12/11@神保町シアター
同じ男を愛した母と娘の確執。
好きな作品の多い成瀬巳喜男、川島雄三両監督の合作!
それぞれがどのシーンを担当していたのか気になる。
冒頭のプールのシーンは川島監督ぽい…