古き良き古典名作的どんでん返しミステリー
しがない詐欺師の主人公が、
元奥さんが身籠ったまま別れてしまった
娘との再会を経て再び生気付いていく
愛の再生ストーリー
このあらすじが合っていないし合っている
見事な起承転結を示すのだが、
どんでん返しとしてあまりにも有名なばかりに
早々にラストまでの道筋が読めてしまう。
それでも
精神疾患を抱える主演の素晴らしい芝居や
雑ながらもほほお?となる詐欺の手口に
なんやかんや最後まで見終えてしまった。
よく見るあらすじに思えるけれど
ここがそれらのオリジンと思うと
なんだかんだ名作としての威厳がある。
とはいえラストの綺麗さには
ちょっと面食らってしまったかなあ