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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)のmaroのレビュー・感想・評価

4.0
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★★☆

劇場版『名探偵コナン』シリーズ第7作目。
今回はコナンよりも、どちらかと言えば服部平次が活躍する場が多いので、彼のファンにはたまらない作品かもしれない。

今回の映画は、京都を舞台に繰り広げられるミステリーとその間に挟まれるアクションが見ごたえある内容だった。
特に、服部平次とコナンがバイクで敵を追いかけるカーチェイスならぬバイクチェイスのシーンはスピード感あって面白かったし、終盤における服部平次の刀アクションはかっこよかった。

ただ、真犯人の動機がちょっと弱いというかわかりづらかったかな。
「義経になりたかった」という心情がよく理解できず。。。
道場の件はわかるけれども。
また、見た目がそれまでと大きく変わっていたので名前を呼ばれるまで誰か判別できなかった。
メイクをしているとかではなく、なんか超サイヤ人みたいな感じになっていたから(笑)

あと、ここで初登場した京都府警の綾小路文麿がまた濃いキャラだよね。
シマリスを連れて歩くなんて(笑)
せっかくなら、シマリスの見せ場を作ってくれてもよかったのに。

そんなわけで、スケールとしては通常のテレビアニメ版と大差ないかなという感じ。
真犯人の動機も腑に落ちず、個人的には劇場版としての特別感はあまり感じられなかったけど、テンポがよくて観やすいのと、コナンが工藤新一の姿にに戻って蘭に会いに行くところは感慨深いものがあった(てか、もうあの薬あれば何でもありじゃんと思わなくもないけどw)。
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