ねこねここねこ

チャーリーとチョコレート工場のねこねここねこのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の上映を記念して放映されたのを録画で鑑賞。

レビューは映画🎬「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を鑑賞後に記録。

なんていうか、断然こっちの方が好き💕
こっちはたぶん大人向けのファンタジーなんだよね。楽しいだけじゃなく、示唆に富む場面もあり、痛快でもある。

年に一度、誕生日にしかチョコレートをもらえないチャーリー。
一方親が金にモノを言わせてチケット🎫ゲットしたり、訳のわからない計算でチケットをゲットしたりする生意気で傲慢な子供たちの手にゴールデンチケットが。
この時ある父親がハイテクに囲まれて育つため子どもの時間が短いと嘆くシーン。短い一瞬のシーンだけど、すごく言い得て妙。
チケットはあと1枚。諦めかけたチャーリーにおじいさんがヘソクリを渡してニッコリ。でも当たらない💧そんなある日道端で拾った10ドルで奇跡的に手にしたチケット🎫。
店に居た大人たちがそのチケットを買おうと躍起になる中、店主が一喝するシーンも良かったな。
チケットを諦めて家族のためにお金💰に換えようとするチャーリーにおじいちゃんが「金なんて毎日印刷されとる。チケットはこの世にたった5枚なのに、それを諦めるバカなのか?」と諭すシーンもジーンと来る。

そしてやって来た工場は夢の世界😍
働くのはウンパルンパ達のみ。そして生意気で傲慢、我儘な子供たちにはそれなりの制裁が与えられる。それもウォンカは一応注意を与えている訳だから(半分はなんかこれから起こることを楽しんでるけど)親も強くは言えない。

チョコレートに意味なんかなくても良いんだよというチャーリーを嬉しそうに見つめるウォンカ。ところどころチャーリーの言葉で昔を思い出す。

最後にチョコレート工場を🏭譲るというウォンカの提案に大喜びするチャーリーだが、家族と離れるなら要らないとはっきり断る。何故なのか悩むウォンカは何も手につかない。
靴磨きをするチャーリーの元へ訪ねて行き、家族なんか必要ない、あれこれうるさく言ってくるだけだと言うウォンカにチャーリーは「愛してるから言うんだよ」と伝える。
本当はウォンカだってなんとなく気づいているのだ。でも今更それを口に出して向き合う勇気がない。そんなウォンカに付き添ってウォンカの父のデンタルクリニックまで行くチャーリー。
そこにはちゃんとウィリー・ウォンカの店の記事の切り抜きがあちこちに。
ぎこちなく向き合う父と息子。このシーンもジーンと来る。
お父さんなんとドラキュラ役が板についてたクリストファー・リー!ドラキュラだけに歯🦷を大切にしてたのかしら?とか笑ってしまったよ。

最後はウィリー・ウォンカも「家族」を手に入れ、チャーリー一家の食卓も豪華になりハッピーエンド♪
なんかすごく良かった。

ウォンカとチョコレート工場のはじまりを観る前にも視聴し、また視聴したけど、やっぱり個人的にはこっちの方が断然好きかな。
ミュージカル仕立てがどうもねー😱馴染めないのよ。

ちなみにジョニデってシザーハンズとかキャプテンスパロウとかキワモノをやるといいんだけど、普通の役をやるとパッとしないんだよね💦
まぁ、それはそれでキワモノを極めれば良いんだろうけど、役者なんだからなんでもこなしてこそって気もする。