各場面の花瓶が美しい。
クローゼットに全然服が入ってないところとか、缶に入れたお金が全財産で決して裕福では無いだろうに、スッと他人を助けられる暖かさ。
ご近所さんも同じで、お互い様の精神が当たり…
フランスの港町、ル・アーヴル。
印象派の名前の由来となったモネの「印象・日の出」に、この港が描かれている。
そこを舞台に、フィンランドの監督が未だ実在する美しい街や純朴で崇高な魂を描く。
本当に観…
ずっと続く"ズレ"みたいなものが後半につれ広がっていく感じ、気持ち悪いようで気持ち良いようで、めちゃクセになる。この「可笑しみ」がカウリスマキ・スタイル? deadpan。ダルデンヌが"ノンフィク…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
カウリスマキ優しすぎる、、
相変わらずオールスターでエモい
セリフもいい、「奇跡が起きるかも」「近所じゃ起きてない」
特典の俳優インタビュー面白い
「私は現実主義者じゃない」にハッとする
絶…
冒頭の主人公たちふたりが直立不動で佇むショットから、ああとため息をつく暇もなく、手錠をしたリーゼントの男が現れて、靴磨きを中断しカメラからアウトした後、銃撃音と叫び声だけで事の次第を告げる。本編の緩…
>>続きを読む移民問題を織り込みつつ非現実的ファンタジックなおとぎ話
相も変わらぬカウリスマキ流映像作品。
殆どの映画は1.2から1.5倍速で視聴するのだが、カウリスマキは等倍視聴してもいいと思える数少ない監…
今年のカンヌのコンペ部門に出品された、引退していたアキ・カウリスマキの最新作、「Fallen Leaves」の予告編を観たが、あまりにも昔から変わっていない画作り・作風がそこからすでに見て取れて、何…
>>続きを読む(c)Sputnik Oy