クライモリシリーズ その２。
あの曰くつきのウエストバージニアの森でサバイバル番組企画の撮影しにきたTVクルーと出演者たち。
１作目で死んでいなかった食人種族マウンテンマンたちは近親婚を繰り返して遺伝子異常をきたした、という設定でしたがそこに廃工場の汚染物質に晒された…なる追加設定が。先天性遺伝の障碍者の方々への配慮でしょうか。
劣化版ホラーにありがちなエロを挟み込んで来た時点でこのシリーズの行く末が決まったようなものですが同時にクライモリシリーズの生き残りをかけた戦いが始まったとも言えます。映画の存続は足掻きますが登場人物は次々と死にます。生き残りをかけた戦いの場にも登れません。一方的に惨殺です。
登場人物に１人だけ元軍人がいてとても頼もしい。唯一孤軍奮闘して互角の戦いを繰り広げ最後は一般市民を救い犠牲に。軍人リスペクトですな。一方的な惨殺とグロだけではヘイトが溜まるものなので多少はこういうナイスファイトが見られないと見応えがないっていうか。
煽ってくるマウンテンマンがムカつくのは仕様だとしても、逃げ回るはずの主人公側の中にも微妙にムカつくセクハラ野郎がいたので総じてどうでもよくなり集中力が削がれた。
生存者は２人。廃工場なんかにはお金かけてる感じがした。
マウンテンマン一家を殲滅したかと思いきや子供が生まれていて次回作を製作する気満々の終わり方。
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