このレビューはネタバレを含みます
救いがあるんだかないんだか曖昧な結末で最後に急に明確にフェミ目線をぶっこんできたなという感じだが、しかし「忍耐力も広い心も持っているのは女性であって、男は持ち合わせていない」みたいな発言も母性神話から発する偏見かな~という気がしないでもない。
すごく忍耐強い男もいるし、心の狭い女もいるでよぉ。
世の中には二通りの人間がいるとして、それは男か女かではなく、病気か病気じゃないかだと思うな。
アルルとジャガン、お前らは病気だ。しかるべき専門家に診てもらった方がいい。そしてマイケルは病気じゃないけどただのクズな男だ。
まぁSJスーリヤの演技は説得力あって最後の台詞は切なかったし、VSPはさすがの存在感だった。
仏像の盗難関係での二転三転は結構面白かった。
窃盗や恐喝、及び策謀に至るまであらゆる理由において自分を正当化するところにインド人の性根のまっすぐさというか、自分は悪人じゃないって言い張るメンタルの弱さみたいなところが垣間見える気がした。
【劇場】