誰もやったことのない事をやる。文学や絵画ならできるかもしれない。しかし膨大な予算と人出のかかる映画ではなかなか難しい。それが許される実績とそれを全て棒にふるかもしれない蛮勇が必要だ。
それに挑んだ映…
完璧主義者のジャック・タチ。ライトの色味から、人が歩いてくる間にまで拘る。
出演者ひとりひとりに演技指導をし、製作費用はとんでもない額だったとか。
タチの映画を観ていると、『ウォーリーを探せ』を見…
なんだこれ…話が面白いって訳じゃないんだけど最高に良いな。映画を撮る上での遊び心が観ていてとても気持ちが良い。ひとえに遊び心がこの映画の魅力だと思う。
なんとモダンな巨大建築はセットで、マイムも全て…
初ジャックタチだが、かなり画面の色や美術にこだわってるのがわかる。色に関してはグレーグレーでかなり制御してる。序盤は画面に影が少なく全体的にフラットな感じになってる。いわゆるモダンの建物の撮り方も面…
>>続きを読む映画全体がモダニズムの塊だった。タチ自身が巨大セットでつくった超近代的建築群はめちゃくちゃかっこいいし、美的センスを感じる反面、モダニズムの合理的、機能的な怖い部分も描いてると感じてしまった。同じ規…
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