No.588["幸福が楽しいとは限らない"] 80点
せっかくファスビンダーの箱を全部揃えたのにあんまり観てないことに気付いてしまった(n回目)。彼の映画を観るのには非常に体力を使うからあんまり連…
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作。
50年代を中心に良質なメロドラマを量産したダグラス・サークによる1955年の名作『天はすべて許し給う』を下敷きに、ニュージャーマンシネマの旗手:ライナ…
(別媒体から感想を転記)
2023/07/29
Bunkamuraル・シネマのファスビンダー特集、始める。
老いたドイツ人と若いモロッコ人の結婚に反感を示す親族や隣人。差別の源は様々。部外者への恐…
このレビューはネタバレを含みます
ここまで万人受けしなさそうな、すごい映画を観てしまった。
クリスタという名前は『TAR』でも出てきたなと思った。
差別の二重構造と偏見の描写がこれでもかというほど衝撃的。
2人でいても感じる孤独。
…
ずっと見たかったけど、DVD吃驚するぐらい高いな…と見れてなかった作品。
母校の大学図書館に置いてた。
こんなにもたくさんの悪意ってフレームイン出来るもんなんや。すご。
チンポ故障って翻訳に思わ…
このレビューはネタバレを含みます
本作は「幸福が楽しいとは限らない」という印象的な一節から幕を開ける。初老の未亡人エミと若いモロッコ人の出稼ぎ労働者アリの結婚生活を表すのに、これ以上の言葉は見当たらない。(これは、ゴダール『女と男の…
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