あーぁ

ルチオ・フルチの 新ゾンゲリアのあーぁのレビュー・感想・評価

3.4
ルチオフルチの〜詐欺。

30年間もの間精神病院に入院していた叔母から甥っ子である主人公一家がお家に招待されんのですが、そこに叔母の姿は無く、また一人また一人と家族が何者かによって殺害されていくポンコツジャーロもの。

明らかにタイトルだけ見るとルチオ・フルチが監督しているっぽい作品やけどもルチオ・フルチ本人は今作の製作に関わっているだけなのでコレをルチオ・フルチの◯◯として出したのは明らかに日本の配給会社の悪意を感じるのよな。

しかも何故かゾンゲリア(ーー;)

最早フルチでも無ければゾンゲリアの続編でも無いという二重の詐欺!

しかしながらヘネンロッターと映画製作を共にしたロバート・マーティン監督のゴア描写はなかなか凝っており、ちびっ子も容赦なくチェーンソーで首チョンパ、ウジ虫が這い回る腐乱死体にキスするおっさん。そしてシャワー浴びながらナイフでメッタ刺しとか清々しいくらいサイコのパクりでワロタ。

夢と現実が混じり合った支離滅裂な展開の先に待ち受ける想像を絶するポンコツな◯オチに膝から崩れ落ちること間違い無し。

しかもやたらラストのおっさん同士のしょうもない小競り合いが無駄に長い&完全に茶番過ぎるというね、フルチも今作が日本で自分の名前をタイトルの看板にさせられてるとは思いもしなかったろうよ。
あーぁ

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