きの

ユン・ピョウ in ドラ息子カンフーのきののレビュー・感想・評価

-
ラム・チェンインのカンフーを期待して霊幻道士2を観たけど満たされなかったので、急遽こちらを購入。結果大正解でした!

グルーミーな復讐劇になりそうなところが、ユン・ピョウの爽やかさとサモ・ハンのコミカルな存在感に救われています…が、張徹的なドロドロした復讐劇も好きなので、個人的にはもっと救いようがなくてもOKでした(?)。

ともにルンさんのカンフーに惚れ込み、そして失ってしまったドラ息子2人の、行き場の無い感情がぶつかるクライマックスは、悲壮感たっぷりでグッときます。

皆殺し、放火、処刑などの残虐シーンも娯楽映画の華ですね。

ラム・チェンインの京劇(粤劇?)のシーンも指先からつま先まで華麗で優美で眼福でした。もう立ってるだけで絵になる。ユンピョウとの初対面シーンの功夫オペレッタもアイデアが面白かったですね。



サモハンのくだりが長すぎてここいらないんでは?と思ったのですが、ユンピョウ演じる梁贊は実際に2人のお師匠様に学んだそうで、特訓シーンもリアルな詠春拳だそうです。(詠春拳を習っている方のブログからの受け売り)
きの

きの