あーぁ

バーサーカーのあーぁのレビュー・感想・評価

バーサーカー(2004年製作の映画)
3.6
出てくるヤツもストーリーすらも全てがキチガイ過ぎてまじワケワカメ(・∀・)

ヨボヨボジジイバイカーvsクソ田舎のクリーチャーキチ一家の壮絶なファイトに慄け!


バータロス監督の最新作が遂にfantasiumさんより買える様になったので(今さら!)
布教の為バータロス監督の初長編作をレビューですよ!ウキウキ


どっかの田舎。
車を走らせる仲睦まじきファミリーが車がパンクし、人の良さそうなババアの家に招待されたらそこがキチ一家が住むヤベェお家だったという耳にタコが出来るくらい聞いたあらすじですが、そのキチファミリーが他の映画では類を見ないほどイカれた野郎しか存在しないというな(; ̄ェ ̄)


頭がキャン玉並みのデカさを誇るタマキン男に、皿投げることに命かけるチビ男、ゴーグル目に食い込み過ぎなアゴが鉄のキバの大男、そして一家を束ねる謎のババアと姿を見せないファミリーの創設者クリエイター。

こんな漫画でしか見た事無いような変な奇形一家の住処に足を踏み入れた家族は娘意外全員早々にチマツーリ。

しかし心優しきタマキン男に気にいられた娘は家族の一員になる為に監禁され、タマキンも次第に娘と心を通わせていくのであります。

ファミリーの為に旅行者を狩る事に罪悪感を感じ、もし自分が純粋な人間だったらと娘に打ち明ける回想シーンで頭もお股もキンタマ出したながら街を突っ走る姿にもぅ涙しか無いですわなぁ。

しかも無修正だからバッチリ拝めるという謎の配慮(要らんわ!)

一方ツーリングでたまたまキチファミリーのお家に立ち寄ったジジイバイカー達、しかし血の気の多いヨボヨボのジジイが人造人間一家に絡み出したため、ただ休憩するはずだったのに全員小型爆弾で頭木っ端微塵。

そして仲間を殺され、ブチ切れたジジイが上半身裸でクリーチャーに復讐を試みる壮絶なバトルの火蓋が切って落とされる!

皿投げて攻撃する小人クリーチャーと、ハッスルするだけで心臓止まりそうなジジイのこの不毛な戦いに燃えないやつは漢じゃねぇヽ(`Д´)ノ

頭もぎ取って蹴っ飛ばすジジイの勝利のガッツポーズと仲間のばあさんとの熱いキスシーンに自分は今何を見させられているのか自問自答したくなるほどの感慨深さあるわぁ。

果たして娘はこのキチファミリーのお家から無事脱出出来るのか?
そして人造人間を作る謎のクリエイターの驚愕の正体とは?

うん、最早どうでもいい(・∀・)

正真正銘のクソバカ映画でしたわぁ。(ぜ、全然褒めて無いんだからね!ぷんぷん)

そんな愉快なファミリー達とキンタマのリアルキンタマ、そしてジジイ達のハッスルする姿に実に微笑ましくなり、ほっこりくる事間違い無しやで!


バータロスの次回作も予告みただけで頭のネジが数本外れたようなキチガイ映画のニオイぷんぷんするし、皿小僧も謎に出演してましたわ。

いやぁこれから見るの勇気いるわぁ。
あーぁ

あーぁ