騒音と音楽、という対比構造を徹底的に使って、面白いことをしてやるぞという気概が全編に溢れている。
なんとしても夢を見たい主人公が、自殺志願者と間違われるが、起きているより眠っている方が愉快だというの…
なんで主人公はこんなに嫌われてるのかと思ったら性格が悪い。でも帽子投げられるくらいのことされてたら捻くれもするか。と思ったらあの人たち友達なのね。急に優しくなっちゃって。
昔の女優さんって華やかで…
楽譜を撒き散らした主人公は郵便局の書類を撒き散らし、嫌がらせで投げ回された帽子は警察の制帽に変わる。
めくるめく夢世界の旅、と言うには個人的には密度が物足りなかったけど、こんだけ金かけられるんかって…
夢の中でいろんな時代の美女と恋をしちゃう音楽教師。
とても不思議でほのぼのしている映画。何度も観たくなる。
G.フィリップの七変化にも注目。
貴族時代のくるくるカツラがあったり、ガソリンスタンドの…
遊び心満載でとても楽しかった
いくら芽が出ない音楽家
だからって
いい歳こいた大人が帽子とって
パスしまくって揶揄う
ってのはどうかと思うけど
ルネ・クレールは
やっぱり「音」に拘りがあ…
他人事じゃない。昔は良かったと、どの時代の人間も同じことを言う。現実にうんざりし夢に生きる、しがない音楽教師。騒音に悩まされ、また周りの人々もそんな彼を笑いの対象にして、踏んだり蹴ったりな現実。けど…
>>続きを読むジェラール・フィリップを見つめると胸がぎゅーっと切なくなる。こういう俳優は後にも先にもいない。全編通して音楽が素晴らしすぎる。コンセプトとしては貧乏で不細工でモテない男が夢の世界に逃避してモテモテハ…
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