ローズまりぃ

ダークスカイズのローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

ダークスカイズ(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

337本目。
いや悪魔だと思ったら宇宙人かい。しかもほんと最後の連れ去るシーンでしか姿見えないし見えたと言っても影だけだしうーんって感じだった。まぁバッドエンドなのはよくある展開じゃなくてよかったけど最後のジェシーがサミーって叫ぶのには一体なんの意味があったんだ…



バレット一家は郊外の一軒家に住んでいる。長男のジェシーは性に関して多感な時期で年上の友達の家でセクシーなテレビを見ている。一家は友人のカレンの家族を招いて食事する。父・ダニエルは同い年の子と遊ぶべきとジェシーにまた言うがジェシーは年上がいいのだと考えを曲げなかった。その夜遅く台所が荒らされていた。母・レイシーは耳鳴りがして起き侵入者を疑う。ベーコンを残してレタスがなくなっていてレイシーは不思議に思う。窓を厳重に閉めてダニエルは面接に。資金難でチームがクビになり現在失業中だからだた。住宅ローンは90日滞納していて住宅の販売をする妻の収入で生計を立てていた。レイシーはお客さんの娘が喘息なことから息子のジェシーが幼い頃アレルギー体質だったけれども今ではすっかり元気になったと話して励ます。次男のサミーは無線機を使って兄から怖い話を聞いていた。母に見つかって直ぐに寝るようにと注意される。その夜中にレイシーは台所のテーブルに物が積まれているのを発見。天井には幾何学的な模様が映っており鍵はかかっているので誰か侵入したとは思えない。そこへ怖い夢を見たとサミーがやってきてサンドマンがしたのとサミーは言う。警官を呼ぶが鍵を持った者か家族の悪戯だと言われてしまう。節約のため防犯アラームを解除していたがダニエルはスイッチを押しておく。夜遅くにアラームが鳴り響いてダニエルは飛び起きる。警備会社から電話がかかってくるが8箇所から同時に侵入があったことから誤動作だと説明される。原因は分からず翌日点検に来るとのこと。レイシーは飾っていた家族の写真が全て無くなっていることに気づく。
翌日警官に相談するが外部からではないと言われる。息子と話しができてないのではないかと言われるダニエルだった。ダニエルは息子の部屋を探すが写真は見つからばかった。カレンの娘が反抗期にセラピーに行ったことからレイシーは息子も行かせるべきと夫に相談する。ダニエルは耳の後ろに違和感を感じていた。湿疹のような何か赤い出来物がある。サミーは公園で固まってお漏らしをし大声で叫び始める。ダニエルはセラピーを受けさせることに。自宅に帰ってきたレイシーは窓に何百羽ものムクドリがぶつかってくるのを目の当たりにする。庭には死骸が散乱し野生動物センターの人たちが回収しに来て調べることになった。ジェシーは年上の友達のケヴィンやカレンの娘で幼馴染のシェリーと遊びこっそりと母の売る家へと侵入する。そこでシェリーと初キスができて有頂天となりジェシーはルンルン気分で家に帰る。辺りは暗くなっており何か気配を感じ取るジェシー。ダニエルは夜中に何が起こっているのか謎を解くため監視カメラを設置して6画面の映像を録画することに。目が覚めたダニエルが確認すると画面の映像が順番に乱れて行っていた。仕事をしていたレイシーだが突然喋れなくなり何かに操られるかのように物件のガラスを頭突きし続ける。自分のベッドの上で目を覚ましレイシーは頭に怪我をしていることに気づく。客は不動産屋を変えて上司からはしばらく休むようにと言われるレイシーだった。野生動物センターから連絡があり調査結果が分かる。疑問がさらに増えており3つの群れが3方向から自宅に衝突していた。何かに引きつけられるかのように。レイシーはインターネットで鳥のことを調べることに。調べた結果地球外からの何者かが原因であること天井の模様が選ばれた者の印であることが分かる。またサミーが昨日描いた絵は5歳児が姿を消す前に描いた絵とそっくりで絵には宇宙人のような姿が描かれていた。
ダニエルの仕事が決まってレイシーはお祝いをする。しかし夜遅くに起きるとダニエルが庭に立っていた。口を開けたまま目を開いていて意識がなく鼻血が大量に出てくる。少ししてダニエルは意識を取り戻すが記憶がない。レイシーも仕事中に同じことがあり調べたことを話す。しかしダニエルは信じようとしなかった。カレンはサミーの体に痣がたくさんあるのを発見しダニエルとレイシーを疑う。また森に遊びに行ったジェシーは耳鳴りが聞こえて失神。失神した理由は分からず彼にも異常な傷跡が体にあった。それは幾何学的な模様で焼きごてで描かれており本人も何故できたか知らなかった。医師は児童保護局に連絡しなければならないと言う。ダニエルは一緒に森に行ったケヴィンに激怒する。ケヴィンの父から殴られたダニエルは近所からイカれたと噂されるようになった。ダニエルはもう一度監視カメラの映像を見ることに。ゆっくりひとコマずつ見ていくと黒い何かが映っているのを見つける。レイシーのいるベッドに行ってダニエルはジェシーが生まれた時の話をする。原因不明の病気になり見守ることしか出来なかった。そして地球外の者の存在を信じると言った。
ダニエルとレイシーは専門としているポラードに会いに行く。ポラードの家は猫でいっぱいだった。猫は奴らを無視。犬は敏感で吠えまくるのでポラードは犬禁止のアパートに引っ越してきたのだ。これでいくらか眠れるようになったとポラードは語る。そして二人が本当に奴ら(グレイズ)に接触したか確かめる。体調が悪かったりアレルギー体質があること、ムクドリが衝突してきたこと、耳の後ろに移植があることなど聞いてポラードは二人が本当に接触したと判断する。この移植は取り除くことができなかった。これでグレイズは操ってくるらしくポラードにも移植があった。今までの二人の出来事は始まりではなく終わりを意味していた。連れ去る前の前兆なのだという。奴らが最初に興味を持った者を連れ去ることからダニエルとレイシーはサミーを守らなければならないと思う。唯一の対抗策は家族が一つになること。面倒だと思えば奴らは別の所へ行く。だから奴らは家族を引き離そうとしてくるのだ。警察に言えば両親失格を言い渡されることからダニエルとレイシーは自分たちで何とかすることに。攻撃的な犬を飼い近距離で強力な銃も用意する。変人一家と言われジェシーは飛び出していく。しかしシェリーの説得もあって家に戻ることにした。
奴らがやってきてダニエルは子供たちを2階に避難させる。部屋の前にレイシーが包丁を持って守りにつく。テレビの音で気を取られ向かったレイシーは寝室に閉じ込められる。ダニエルはドアに銃をぶっ放し2階の部屋から子供たちを連れ出しレイシーのいる寝室をぶち破って立てこもる。そして寝室に複数のグレイズが現れてダニエルは撃ちまくった。目が覚めたジェシーはサミーの後を追いかける。母は死んでいて父は銃で自殺をする。別の部屋にサミーがいて話しかけようとすると父のよせという声で現実に戻る。ジェシーの近くには複数のグレイズがいた。魂を抜き取られるかのようにジェシーは光り輝いて連れ去られて行く。
13歳のジェシーの失踪事件の容疑者は両親とされる。3ヶ月後ダニエルは弁護士に電話をしていた。レイシーはジェシーの思い出の箱を開ける。中からは幼い頃にジェシーが描いた絵が見つかり絵にはサミーと同じでグレイズが描かれていた。レイシーは思い出す。ジェシーがアレルギー体質であったことや原因不明の病気だったことを。最初に興味を持っていたのはサミーではなくジェシーだったのだ。無線機から音が聞こえてきてサミーは手に取る。そばにはレイシーがおり無線機からジェシーのサミーと呼ぶ声がしてきてエンディング。
ローズまりぃ

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