◆あらすじ◆
アメリカ海兵隊員のジェドは休暇で実家に帰っていたある日の朝、突然、空から北朝鮮軍のパラシュート部隊が大量に降下し、町を占領していく。ジェドは弟のマットを連れて山中に逃亡するが、逃げ延びたのは限られた若者たちだけだった。彼らは北朝鮮軍から故郷を取り戻すために戦いを開始する。
◆感想◆
北朝鮮軍がアメリカを占領するというアイデアに特化した作品となっており、劣勢な中で若者たちが奮戦するという単純なストーリーはとても分かりやすいです。
逃げ延びた中でジェド（クリス・ヘムズワース）のみが軍人であり、他の若者たちは戦闘経験なしという中で訓練して北朝鮮軍に立ち向かうというストーリーに説得力は少なく、どこかテレビゲームのような軽い感じがして、それぞれのキャラクターの心情の移り変わりも薄くて、感情移入できませんでした。
しかし、戦闘シーンはそれなりに銃撃戦や爆弾による破壊など絵面的な変化があって、観ていて飽きませんでした。なんと言っても最初のアメリカの空を北朝鮮軍のパラシュート部隊が埋め尽くす絵面は観て楽しかったです。
良くも悪くも北朝鮮軍という1点しか印象が残らない作品であり、感情移入のしにくさと前述のあらすじが本編の全てという内容の薄さが気になる作品でした。
鑑賞日：2024年1月17日
鑑賞方法：Amazon Prime Video
