ハガネ

アメリカン・ハッスルのハガネのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

・「たまむすび」町山さんのコラムを聞いて観ました。
・あれ?期待値が高過ぎたこともあったのか、思ってた程ではなかったような。一緒に見たウルフ・オブ・ウォールストリートの後だったことを割り引いても少し上映時間が長く感じてしまった。
・確かに騙し騙されの展開と各俳優の演技合戦は見応えあったけど。アーヴィンの佇まいとかカーマインの存在感とか。
・中盤から終盤にかけての2つの三角関係みたいなのを中心とした人間模様や家庭環境や生い立ち描写シーンが正直言って退屈でここのダレ気味が尾を引いて全体の印象を悪くしたような気がする。中途半端なラブシーンとか。
・終盤のアーヴィンとシドニーがそれぞれずっと騙し続けてきた人生にウンザリして吹っ切ってからのマフィアへの対応とモデルとなった事件のおとり捜査への正当性を問う決着の付け方は良かった。
・あとは何と言ってもロザリン役のジェニファー・ローレンス。なんちゅう悪女だ!というロザリンという滅茶苦茶ぶりとシンクロしてやりたい放題といった感じ。滅茶苦茶やるんだけどなんか憎めないというか。素晴らしかった。後ろの席に座ってたオバチャン軍団は結構マジギレ気味のリアクションだったけど。
(2014年1月31日 シネマシティ)
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