ハガネ

大統領の執事の涙のハガネのネタバレレビュー・内容・結末

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

・Twitterでまずまずの評判だったので観てみました。
・勿論悪くはなかったんだけどなんか個人的にもうひとつ乗れませんでした。なので3点ながら4点ではなく2点寄りな感じ。
・アメリカの黒人史として描いてるのは良かった。
・ただ個人的に父と子の対立、親子問題になっていくのがどうしても苦手で。バキくらいまで滅茶苦茶に突き抜けてくれれば楽しめるんだけど。
・しかも冒頭の母ちゃんレイプされて父ちゃん反抗的な言動を少しだけしただけで射殺という衝撃のOPだったので、セシルの子供は恵まれてるなあと特に思ってしまってたし。
・こんな大変な目に遭いながらも頑張って生き抜いてこんな立派な生活を築き上げてスゲエなセシル!って感情移入したところに全然そんなことに感謝をしてるように見えない長男。
・「いちいちそんな対立する必要無くね?」と思ってしまった。これは子供だけではなくセシルに対しても。
・でも結局これは親子対立を通して、黒人史を描こうとしたから仕方ないんだろうけど。
・内部からイメージを変えていったセシルと、外部から声を上げて実際に行動していかないと駄目だ、本当に変えられないんだとする息子の対立軸そのものは良かったんだけど、そんなに感情的に対立せんでも、と。
・さらに仕事ばっかで放置されてたカミさんもなんか近所のダメ人間と不倫関係になりそうになったりならなかったりの夫婦関係のゴタゴタもなんだかなあな感じだった。
・とはいえ、やっぱこの流れでオバマが大統領になるってのは改めて凄いことなのだなとコナミ館。
・ジャンゴだったら執事じゃなくてガンマンになって父ちゃんを殺したヤツを殺したんだろうな、とアホみたいな妄想。
・マライア・キャリーが出てるって最後のクレジットで気づいた。全然分からなかった。後でググったら序盤のレイプされて廃人化してしまった母ちゃんだったのか!スゲエ。
・環境はなかなか混んでましたが、幸運にも自分の両サイドは空いてました。確か。

(2014年2月27日 シネマシティ)
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