京劇の男。花火になれなかった男。
絶対領域を持つ女。水槽の中の若者達。
急激な経済成長とそれに翻弄される人々。『長江哀歌』で、それは丁寧に描かれていた。今作では搾取する側の欲望がより濃く描かれ、搾…
2016/8/17 新宿TSUTAYA DVD
ジャ・ジャンクー作品を鑑賞するのはこれで6作目だが、今までのはなんだったんだってくらいキャッチーかつ暴力的。しかも実話が元になってるのがこわい。
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中国の経済発展からこぼれてしまった人々というか、発展の仕方の歪みのようなのが描かれていた。
冒頭のシーンや横転してトマトが大量に転がっている様がこれからの物語を見事に象徴していて、おぉ!っと。
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すーーーごいすごいまたすごいのきた中国映画
風景も表情も内容もすっごいリアル、つかまんま。いや実際労働者の人とかは現地の人使ってるんだろうなぁー顔とかもうほんとに現地、ほんとにこういう顔の人、いる。…
林強×中国の現代社会×チャオ・タオの掛け合いは、もはや賈樟柯映画という1つのジャンルな気がしてくる。動き続ける世の中に、感情がついていけず理性がもつれた4人の人間たちの爆発の瞬間。
林強の音楽はやは…
溢れる大量のトマト 雪崩れる前
澄んだ山間に響く4発の銃声…。腹部辺りに出来た斑点をナイフでなぞり、裂けて出来た傷の様。結び目の偶発性と4つの物語を詰め込んだテンポが、どこにでも起こりうる事の様に思…
作品内の、不可解なほど短絡的で残酷な事件は、ほぼ実在の事件がベース。それを淡々と陳列する作品だが………
ジャ・ジャンクーにしては珍しく激しいタッチだけど、社会を見つめるまなざしは不変。
こういう…
まるでタランティーノの映画を観てるかのようなハードボイルド且つぶっ飛んだ作品。中国映画にしては珍しいのかも?ちなみに制作にオフィス北野が絡んでるので、バイオレンス描写も納得か。
中国で実際にあった…
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