ハイパーテクノロジーの
急速な発展とともに
あらゆる分野に進出した
汎用人間型作業機械
レイバー。

しかしそれはレイバー犯罪と呼ばれる
新たな社会的脅威をも産み出すこと
になった。警視庁は本庁警備部内に
特化車両ニ課を創設して、これに
対抗した。通称特車ニ課パトロールレイバー中隊パトレイバーの誕生である。

「THE NEXT GENERATION
　パトレイバー　第1章」

往年の名作アニメを監督だった押井守が何故か実写で蘇らせてしまった迷作…。アニメや漫画を実写化した場合、叩かれるのが常なんですが、残念ながら天才押井守もはまらざる得なかったと…。

売りとしては、実物大98式AVが登場するんですが、動かすには膨大なCG予算が必須な訳です。なかったみたいですね。予算。まぁアニメ版も何回かに一回は動かない回がありましたし。その話はコメディやサスペンスで面白かったんですが…そのアニメをそのまま実写にすると如何に寒いか…。コメディに猛吹雪が吹いてます。あれはアニメだから良かったんだと。説明しにくいのですが、兎に角寒い…。

アニメの続きなんですが、いきなり自己否定から入ります。レイバー犯罪はなくなりつつあり…特車ニ課自体がなくなりかけてます。その理由が二足歩行機械が時代遅れで…と言う、そもそも有り得ない話をリアルに寄せてどうする…。二足歩行乗車型に拘るのは日本のみって…。ここから予算のない言い訳みたいな展開は…がっかりだわ(T_T)動かない言い訳から入ってどうすんだ…。

ただ救いがありますね。

真野恵里菜ー。下手でも構わないぞー。似てるぞアニメに(笑)雰囲気。次世代メンバーはアニメに似せて集められてるんですが、真野恵里菜は良い。泉野明にピタリですよ。後、太田莉菜は素晴らしい。(笑)ロシア語巧い(笑)

千葉繁さんはアニメ自体が、似せて作られそのままだったから、まぁ良いんだけど…。

今作は現状説明と自己紹介みたいなもので、この後、良くなる部分もあるんですが…。普通にファン以外は誰も見ないだろうな…。

• #特車2課第二小隊激闘録

お尻にパッドの入ってる真野恵里菜ちゃんの制服後ろ姿がエロい！(笑)

『機動警察パトレイバー』の劇場版を公開順に見て行く金曜企画"特車(特科)二課の歩み"。
4作目は全7章(13話)+長編1作で公開された実写版第1章です。

特車二課は解体寸前！って話し。
実は今作、劇場公開されてるのすら知りませんでした。
気付いた時にはもう第5章くらいが公開されてて…。
で今作、アニメの続きなんですが、そのまま実写にしたのではなく隊員達も3代目って設定になってます。
と言ってもアニメ版のキャラ設定を引き継いでて、名前も泉 野明(いずみ のあ)が泉野 明(いずみの あきら)みたいに、オリジナルをもじったものになってますが(笑)
総監督と脚本を押井守がやってるので、完全に初期アニメ版の雰囲気を再現してます！
でもそれが成功してるとは思えないんですよねねー。
シナリオや画面がアニメのまま過ぎて、実写じゃそれ程笑えない…。
もう少し実写的な構成にした方が良かったように思いました。
今作のEP:0とEP:1は特車二課の置かれている現状と、キャラの設定の紹介ってところで、プロローグみたいなものです！(笑)

今シリーズ、ED曲を真野恵里菜ちゃんが歌ってるんですが、この曲がなかなか良い！
今でも僕は良く聴いてます！
って事で少しずつ歌詞を紹介していきます！(笑)
🎵気がつけば街は夕暮れ 早送りの一日が
あたまでフラッシュバックしている
誰かの役には立ったかな
何かを変えられたかな
今はまだわからないけど🎵

• #特車(特科)二課の歩み

頻発する汎用人間形作業機械「レイバー」を使用した犯罪を取り締まる為に設立された（1999年）警視庁警備部特殊車両二課パトロールレイバー中隊。そんな栄光（？）の初代から数えて三代目の現在（2013年）、彼らの現在の活動状況はどうなっているのか？って話☆

OVA、劇場用アニメ、コミックス、小説、TVアニメ、ゲームなど、様々なメディアで展開されてきた『パトレイバー』シリーズ。今回は初の実写シリーズとしての展開で、初期OVA→劇場版1作目→劇場版2作目→本シリーズという繋がりになります。

『パトレイバー』シリーズには並々ならぬ思いを持って向き合ってきたわたくし、多方面に展開したメディアミックスも可能な限り享受していました。
で、本シリーズは久々の新展開がスタートするということで、開始時はそれなりに期待していたのですが、先行して「EP.0」がCS放送で特別番組として放映されたのを観てみて、なんとも言えない違和感を感じ、それっきり続きを鑑賞せずに置いたままでした。
そしてやっと重い腰を上げて鑑賞した次第です。


EP.0「栄光の特車二課」
脚本：押井守
監督：田口清隆

特車二課の最古参となった整備主任のシバシゲオが、現在の特車二課の状況をモノローグで語ります。"働き方改革"が掲げられて久しい現在、前時代的職場風景が今となっては懐かしい感じがして微笑ましいです。


EP.1「三代目出動せよ！」
脚本・監督：押井守
○ゲストキャスト○
酔っぱらいのオヤジ（作業レイバー"タイタス"操縦者）：神戸浩

伝説（？）の初代から数えて三世代目の特化車両二課の面々の怠惰な通常勤務の姿が描かれます。
汎用人形作業機械"レイバー"が存在する架空の日本を舞台にしたポリス・ストーリーで、前シリーズではリアルと外連味（けれんみ）の絶妙な配合や、屁理屈を大仰に言うセリフ回し等が魅力でしたが、本シリーズでもそれは健在。
しかし、三代目メンバーを前シリーズを踏襲したキャラクターにしたのは意図的でしょうが、どうもわたくし的には納得しがたい。いっそ、今回のシリーズには現在の時代性に配慮した新キャラクターを揃えて欲しかった。残念。
とは言いつつも、これぞ押井節と言えるような台詞・展開にニヤリとさせられ楽しんでいる自分もいる訳ですが…
"無能"と言われる現在の特車二課の面々の活躍にチョットだけ期待したいと思います。


本作が展開を開始した2014年時でも、いささか時代錯誤的な違和感を感じざるを得ませんでしたが、青春時代をレイバーに捧げていたわたくしのノスタルジーを刺激するには充分の破壊力を持っていた一本(^_^)☆



○キャスト○
泉野明（22歳）：真野恵里菜
後藤田継次（48歳）：筧利夫
塩原佑馬（26歳）：福士誠治
カーシャ（エカテリーナ・クラチェヴナ・カヌカエヴァ、25歳）：太田莉菜
大田原勇（38歳）：堀本能礼（よしのり）
山崎弘道（37歳）：田尻茂一
御酒屋慎司（36歳）：しおつかこうへい
シバシゲオ（59歳）：千葉繁
淵山義勝（58歳）：藤木義勝