スティーブという少年は、この映画そのものだった。繊細で美しく、時に激情の赴くままに荒ぶり、時にめくるめく幸福感と優しさで包み込む。たまにふと自己批評してみせるけど、おこないは変わらず。愛が強いぶん憎…
>>続きを読む音楽と映像効果を巧みに使って自由への渇望を描いた秀作。全員が何らかのディスアドバンテージを持ってるけど、本作のキャラクターはその傷を舐め合わない。傷が瘡蓋になったら剥いてまた傷になって、それが瘡蓋に…
>>続きを読む【まだ僕は幼すぎて、ただすべてを欲しがっていた。】
シングルマザーと、ADHD(注意欠如・多動症)の息子と、吃音の隣人主婦の日常を切り取ったお話。
グザヴィエ・ドラン監督の才気とセンスが溢れ出す…
物語4/5
音楽3/5
シネマトグラフィー4/5
演技3.5/5
エンディング5/5
総評3.9/5
愛があっても超えられない問題はあって、頑張っても頑張っても報われないこともある。愛しているから…
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しんどい……特に訴状が届くシーンと、夢のような妄想から覚めるシーン。自殺未遂のシーンもか。
「これ以上問題よ、起こらないでくれ」「今いい感じだからここで終わってくれ」と祈りながらの観賞だった。
ステ…
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思っていたよりだいぶ辛い映画だった、観ていてしんどくなるシーンも多かった。
画角が正方形で最初はかなり狭苦しい印象を受けたけど、後々これが主人公達の圧迫感とか閉塞感を表してたのかって気付くとゾッと…
良かった。ぐったり。最初はクソ親子と思って見ていたがハラハラしながらグイグイ引き込まれていった。画面比率が替わるのも秀逸。エモいシーンでエモいポップソングばかり使うの態となのかな?ちょっと冷めてしま…
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希望と絶望の繰り返しで辛かった…
葛藤しながら生きる母と発達障害を抱える息子の間にすれ違いはあっても、根底にある愛はちゃんと存在していた。お母さんが一番頑張ってる
最初は画面が正方形で見慣れなかっ…
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