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再鑑賞
トム・クルーズ主演のアドベンチャー映画だ。
トムのこういう作風は、ちょっと珍しいかもしれない。
アクションはそれほどないのだ。
あるにはあるのだが、そこは全くメインではない。
アドベンチャー風味、ホラー風味を楽しむ作品なのだ。
トム・クルーズ演じるニックは米軍の一兵士だ。
イラクに派遣されているようだが、戦争映画ではない。
ニックは古代メソポタミアのお宝を狙っている、小ずるい盗っ人でもあるのだ。
そんな彼が石の棺を発見する。
そこには古代エジプトの王女アマネットのミイラが納められていた。
アマネットは呪われた王女だ。
甦った彼女は強力な呪いのパワーで厄災をもたらしていく。
一方ニックだ。
彼はなぜかアマネットに気に入られ、死の神“セト”候補者に選ばれるのだ。
彼の運命や如何に、である。
「インディー・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」みたいな冒険映画かと思いきや、ちょっとテイストが異なっていた。
物語の舞台はロンドン。
秘境に分け入って行くわけではない。
冒険映画っぽい場面は序盤のみなのだ。
コメディ要素は少なめである。
「インディー・・」にしろ「ハムナプトラ」にしろ、はたまた「ナショナルトレジャー」にしろ、結構コメディ場面が印象的だ。
だが、こちらはダークな感じが強い。
若干の笑いはあるが、ダークで重めなのだ。
そんな映画だ。
伝わっただろうか。
いつも以上に薄くペラッペラなレビューとなっているが。
実はこれには深い事情がある。
鑑賞してからちょっと時間が経っており、早くも細部を忘れているのだ。
全くもって面目次第のない情けない事態である。
まあ、人は忘れていく生き物なのだ。
愛される喜びも、寂しい過去も・・
という、よんどころない事情により今回このような薄味レビューとなってしまった次第である。
(いつもやで)
どうかご容赦願いたい。