モガモガ

世界の終りのモガモガのレビュー・感想・評価

世界の終り(2013年製作の映画)
2.5
隕石とか自然の力によるものじゃなく、人の手によって起こった「災害」というシナリオに、興味をもった。

世界が終わるかも知れない?
大人達が不安を抱えてピリピリし出してる。
たった1つの決断が、それまで仲良くしていた関係性をも壊してしまう。
有りがちな展開だけど、人間の弱さ醜さを解りやすく切り取れてると思う。

そんな危機的状況化でも関係なく、ダダをこねてくるマッケンナ・グレイスさん演じる「子供」の純粋さっていうか、状況を理解できていない所に、逞しさと違う意味での恐怖を感じた。


ただ問題なのは、何も解決してない所。
挫けず逞しく生きていこう!って気持ちを切り替えた。そこまではヨシとして。
「よーし!また明日から頑張るぞー!」チャンチャン、、みたいな肩透かしな終わり方に物足りなさ?を感じて。

希望らしい希望を見せてほしかったかな。
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